ケイリン野郎周と和美のラブストーリー(12)です。



浮気の虫が騒ぎ始めた周の相手は、先輩レーサーの元恋人・響子。
周の出張先にも追いかけていく響子に、気が気でない和美。
そして、そんな周を許せない轟は、響子に惚れている豪太郎と組んで、レースで周をやっつけようとするが…!?周が競輪に集中できるようにと別居を決意した和美は、勝と家を出る。
しかし、離れている時間が長くなるほど、不安はつのるばかり。
周に自分のことを忘れられたくないジレンマに思い悩む和美は、周についていくことに決める。
オーバーワークのせいで、医師から二年間の休養宣告を受けた周。
身体検査をパスすることができず、走ることができなくてイライラする周に対し、和美はなすすべもない。
そんなある日、周のライバル・神谷から、葬式用の花輪が届けられて…!?再び走れることになった周だったが、和美は喜びながらも心配でしょうがない。
そして、周が松戸競輪場で同室になったのは、山田という変なおじさんだった。
しかし、彼は「北日本一の剛脚」と呼ばれていた人物で…!?和美宛てに、差出人不明の東京行き航空券が届いた。
東京といえば知り合いは豪太郎だけなのだが、彼であるはずはない。
周には止められたのだが、和美はこの差出人不明の航空券の送り主が豪太郎の新妻・響子のようが気がして飛行機に乗ってしまう。
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